端午の節句の期間に日本画家等によって描かれた兜や菖蒲、桃太郎などの掛け軸を展示します。

絵の題材には兜や菖蒲、英雄や有名な場面を描いた武者絵などがあります。災いからこどもを守ってもらうように鎧兜、邪気払いの菖蒲、たくましく成長するように桃太郎や金太郎、牛若丸などが描かれます。さまざまな意味が込められた作品をご鑑賞ください。

絵画のほかに五月人形や兜飾り、鎧を着た大将飾り、鯉のぼりが描かれたハンカチやお菓子の缶など身近に描かれる端午の節句を並べます。

時代とともに変化しながらも、こどもの無事の成長を願う端午の節句。この季節展示が憩いのひと時となれば幸いです。

【展示作品】絵画(掛け軸)：約40点、工芸品：約20点